ブログやSNSをやってて変わった事

先日、Facebook上にこんな投稿をしました。

見る人から見れば、ふざけているとしか思えない投稿です。
まず、

  • 名刺のくせに表に会社名がない。
  • サングラスをしている写真しかない。
  • 顔がまともに写っていない。
  • そもそも何の仕事をしているのかもわからない。

でも今までこの名刺を出して怒られたことはありません。それどころか「わー、なんかすごー。これどこ?」って聞かれることの方が多いです。
本心では、ふざけてるのかって思われてるかもしれませんが・・・
そして会社名が思い浮かばなくても僕が思い浮かんでくれれば良いかなって思ってます。
「そういえばあの頭がモジャモジャしたやつ写真撮ってたなとか。ホームページの事なにげに詳しいよな」って。印刷の事はあまり記事にしないので印刷屋と思われていることは少ないです。

御新規様との初対面にて

Facebookの投稿にも書いたようにこの日は、紹介とネットからのお問い合わせの2件のご新規さんとの打ち合わせでした。

1件目のお客さん

最初のお客さんは、元々ネット経由で取引が始まったお客さんに紹介していただいたお客さんのサイトを見てぼくもこんなサイトが作りたいといって紹介していただいたお客さん。紹介していただいたにもかかわらず、繁忙期と重なって伺うのが2ヶ月後になってしまいました。申し訳ございません。
ホームページ制作の目的は「自社のPR」と「採用」。最近特に採用のためにという依頼が多いです。仕事の相談が来たときは、まず業種を聞いてから何をしたいのかを聞きます。
今回のお客様は電気屋さん。電気屋さんといっても家電と売ってる街の電気屋じゃなくて住宅や工場の電気配線を行っている「電機屋」さん。

岡本
電機屋さんって住宅とかに配線する仕事だよな。どういうふうに表現しようかな。配線するだけなので強みとか表現しにくいな。
正直言って製造業のホームページ制作は難しい。特にその分野に特化した会社になればなるほど専門的な知識が必要となり、どこをどう表現したらいいかは僕らにはわかりません。
今回も件も元々住宅メーカ−で働いていたのでなんとなく仕事自体はわかるものの他社との差別化を引き出すことがとても難しいだろうなってことを考えながら訪問しました。
岡本
初めまして。だいぶ遅くなってしまって申し訳ございません。
と挨拶するやいなや。目の前にでっかいモニター(テレビ?)が飛び込んできて、さらに社長のデスク周りにはデイトレーダーのごとく5・6台ほどのマルチモニター環境が整っていた。
訪問が遅れた話題から早く話をそらすために、ぼくはすぐに職場環境に話を切り替えました。
岡本
わーなんかすごい環境で働いていますね。株屋かなんかですか?笑。
社長
あっー 株もやってますが、単なる新しいもん好きなんですよ。やっては失敗しての繰り返しですよ。笑
岡本
完全に経営者肌の人だな、それにこの環境そのものがおもしろい。なんかおもしろい特徴が出てきそうだなって。
その後、いくつか質問したのち帰り際に、お客さんの携帯に電話がかかってきました。
社長
スミマセン。この後時間ありますか?なんか親父がうちの会社に寄ってもらえんかって言ってるんですけど・・・。
この会社のお父さんは、別の場所でもう少し大きい規模で同じ電機会社を経営していました。そのホームページと会社案内もお願いしたいって事になったそうです。
岡本
すみません。この後4時から別の市で約束があるので20分くらいしか時間ありませんけどいいですか?
社長
そうですよね。でもまた来ていただくのも恐縮なので出来れば寄っていただけると助かります。

2件目のお客さん

ってことで紹介していただいた会社に行くことにしました。親父がやってる電機屋って言ってたんで小さな電気工事店かなって感じで気軽に行ったら、受付があって事務員さんとかいるけっこう立派な会社でびっくりしました。
それでいきなり受付だったので思わず、

岡本
あのー。すみません。社長さんいますかーーー。
完全に「社長さんいますかーー。」って電話をかけてくるキャッチセールスと同じ感じになってしまった。当然、事務員さんは「おたく誰。」的な感覚になり、モジャモジャ頭の変な奴がきたんで完全に怪しんでいた。
次の瞬間、「あっ ちょっと社長は・・・」って言葉がでそうだったので先に
岡本
あっ。すみません。ホームページとか会社案内の打ち合わせに来たんですけど。
って言いました。するとしばらくして、奥からナイスミドルな社長が登場しました。
社長
あっ こんにちは。突然呼んでごめんね。
まあ ちょっとそっちに座って。
社長
新卒採用したいんだけど学校とかに配る会社案内がほしくてさ。
岡本
えっ 今使ってる物とかないんですか?。
社長
あっ あるよ。ちょっと持ってこよっか。
ってことで社長が持ってきた会社案内を見てびっくり。写っている人の髪型見たらソバージュに濃いめの口紅をつけた女性がいた。
岡本
社長。これ何年前のものですか?
社長
あっ これ。うーん。20年くらい前の物かな・・
岡本
えっ これ渡してるんですか?ヤバイッスよ。こんなん渡したら「学生さんどん引きよ。笑」
思わず、ため口が出てしまいましたが、それがきっかけでその後の打ち合わせが和やかになりました。
初めて会う方で、かつ打ち合わせの正味時間20分ほどでしたが帰り際にこんな言葉をかけていただけました。
社長
これからずっーと世話になるからよろしくねーー。
初対面で見積も出してないのにこの言葉をいただけたことに感激しました。

3件目のお客さん

次なるお客さんは、ホームページを見て問い合わせを頂いたお客さん。全国放送のテレビで特集を組まれたこともあるお寿司屋さんです。

専務
あのー。○○(個人名)といいますが、チラシを作りたいのですがいくらくらいですか?
個人名を出してきたので一人で商売している人なのかなって思いながら話をしました。
ここでお金の話をしたら金額だけの話で終わってしまうので、あえて内容に踏み込みます。
岡本
えーっと、ちなみにどんな職種で何を売りたいんですか?
ここで初めてあのお寿司屋さんだとわかる。
岡本
もうちょっと具体的に聞きたいんですけど・・・。
専務
そうだね。ちょうど会議があるからそれに出てよ。
会議に出れるなんてこんなチャンスはない。ってことでこの日の訪問することになった。
価格が選択肢なら会うのはめんどくさいはずなので、「とりあえず見積もりだしてくれればいいや」で終わるけど、どうやら僕自身に興味を持ってくてたみたいです。
そうして訪問し、名刺を渡すと「あっこれこれ。ホームページで見たやつと同じだ」って・・・。そこでぼくは、こんな質問を投げかけてみました。
岡本
なんでこの場に呼んでくれたんですか?
専務
なんかホームページ見ておもしろそうだなって思って。なんか変わったことしてくれそうだったから。

知らない人より知った人

ブログやSNSを初めて明らかに変わった事は、今回のように新規案件の場合のお客さんの対応が明らかに違う。
その理由は、お客さんがぼくの事を知っているから。
全く知らない相手に心を開く人は少ない。ましてやお金を払う側の人自ら心を開く必要もない。でも相手がどんな人間で安心できる人ならあえて心の壁を作る必要もなし、相手のことがわかっていればそれに応じた対応が簡単にできる。
だから人は知った人。さらには信頼できる人に物事を依頼するのだと思います。
いかに自分の事を相手に知っておいてもらうかって事が大切だということをブログやSNSをやってて気づいたことでした。
上記例の他にも、はじめてのメールのお問い合わせで会ったこともないのに冗談を入れてくる方とかもいます。

お客さんが選択できるし、お客さんを選択できる。

発信していることによって、お客さんはぼくという人間を知っている。そしてそういう人間だということを理解してから商談を持ちかけてくるので変な名刺を持っていっても納得されるし、若干毒づいた言動をしても機嫌を損ねない。
逆に言えば、発信することで自分にあったお客さんを選択できるとも言えます。
これは、仕事がスムーズにいくばかりでなく、気の合う人と仕事をするのだから仕事していても楽しい。
そして、今回お伺いした新規のお客さんすべての方からお仕事いただけました。2件は見積すら出していない、もう1件は他社より高い。

フレンドリー作戦

ぼくはお客さんとの関係が友達みたいな関係になれば最高だなって思いながらやってます。だから接し方も結構フランクに接します。怒られるかなって思うギリギリのところまで突っ込みます。思ったことを結構口にします。
SNSの登場で人間の感性が磨かれたと思います。(会ったことのない人を文脈や言葉尻、表現などで判断する能力。)。
だから猫をかぶった表現や本心じゃない言葉なんかはすぐに見透かされちゃう。
そう考えると多少嫌われる覚悟で本音をぶつけた方が良心的で好意を持たれるんじゃないかなって思いながら実行しているのが「フレンドリー作戦」です。
ただ一つ見抜けない、というか見抜きたくないのはスナックのお姉さんに言われる「お兄さんいくつ?」「えっーー 30代前半かなって思っちゃった」って言葉。

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